スーツケースの選び方
それではまず、スーツケースの選び方を確認していきましょう。
① ハードorソフト？防犯重視ならハードをチョイス
スーツケースの種類は、アルミニウムやポリカーボネートなどの硬い材料を用いたハードケースと、金属や樹脂をフレーム芯材としてボディに布などを使ったソフトケースに大きく分かれます。スーツケース選びでは、まずどちらのタイプにするかが悩みどころです。
ハードケースのメリットは、防犯性が高く中身を守る頑強さがあることです。飛行機に荷物を預け、手荒に扱われる可能性がある場合はハードケースの方が良いでしょう。
一方、ソフトケースのメリットはハードケースよりも軽く開閉も簡単であること。日常的な利用や電車移動が中心の方など、それほど防犯性や強度を求めなければこちらの方が使いやすく手軽です。柔軟性もあるので、荷物が少々増えても収納できますよ。
② ハードケースを選ぶ場合のポイントは？
それでは次に、ハードケースの選び方を押さえておきましょう。フレーム部分の違いにより、フレームハードケースとファスナーハードケースの大きく2つに分けられます。
フレームハードケース選びは太さと溝に注目
フレームハードケースを選ぶ場合のポイントは、金属フレームの太さと溝の深さです。金属フレームが太く溝が深いものの方が外からの圧力に強く、溝の深さは10mmほどあれば歪みにくく丈夫ですよ。
最近はフレームハードケースで安価で軽量なものが人気です。品質の良いものもありますが、中には金属フレームが細く、溝も浅くて強度に不安があるものも。軽さや価格にとらわれて、肝心の強度を犠牲にしないように気をつけましょう。
ファスナーハードケース選びはファスナーの太さに注目
ファスナーハードケースを選ぶなら、ファスナーの太さとセキュリティレベルに注目しましょう。ファスナーハードケースは、フレームハードよりも軽く開閉も楽ということで人気ですが、ファスナー部分からの引き裂きという防犯面が気になります。
安価なファスナーハードケースの中には、ファスナーの太さが一般の鞄に使われるレベルの細さのものもあります。防犯性を考えるならファスナーの太さが太く、できればYKKなどのブランドを使ったものを選びましょう。またセキュリティファスナーなら、ファスナー部分が2重仕立てになっているため安全性が増します。
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